アーセナルの移籍市場について①

こんにちは

ガナセナルです。

早速ブログを書いていきたいと思います。

1発目のテーマはアーセナルの移籍市場における状況について。

ここ数年のアーセナルは前監督であるアーセン・ヴェンゲルの元、2006年に前ホームスタジアムのハイバリーからエミレーツスタジアムにその地を移しました。2004年から工事を始めたこのスタジアムは総工費が約3億9000万ポンドでインフレ等の調整をすると約5憶3640万ポンドで日本円にして約968憶円とされています。このホームスタジアム建設に伴い、ヴェンゲル監督は移籍市場での動きを制限されながらCL(チャンピオンズリーグ)出場圏に入り続けました。このスタジアム建設にかかった費用を返す必要があったためです。この時のアーセナルと現在似たような状況にあるのが北ロンドンのライバルチームであるトッテナム・ホットスパーズです。

ヴェンゲル監督やトッテナムについてはいつか違う時に触れることとして、話を戻すと、これまでアーセナルは補強に関して制限がなされていたアーセナルがなぜ現在もこの補強に関して議論がなされ続けているのか。

今問題視され、不思議に思われているのは、そうした近年の苦しい時期を乗り越え、エミレーツスタジアム建設に関する支払いが終了したにも関わらず、補強費の捻出に苦労しているという点です。

アーセナルは世界でも屈指の人気クラブの1つであり、2017年におけるサッカークラブの収益のランキングでは、名門クラブ、パリ・サンジェルマン(フランス)、チェルシーイングランド)、リヴァプールイングランド)などを抑え、6位にランクインしているのです。ちなみにその額は642憶円!それにも関わらず、来シーズンの夏の移籍市場で使える額が50~70憶円程度だという報道がなされました。

もちろんこれにはCL出場を逃したことによる放映権料の獲得失敗、移籍市場における高額選手獲得に対する放出面での資金獲得の失敗などの問題も大きいと考えられます。

簡単にまとめてしまうと長期的なビジョンがなされていないのではないか。

もちろん競合ひしめくイングランドプレミアリーグにおいてCL出場圏内の4位以内に入ることは容易ではありません。特に近年は多くの大物選手や大物監督が新天地をプレミアリーグに求めてやってきていることや放映権料の高騰から上位チームでなくても今まで不可能であった額で選手を獲得することができるようになってきていて、混戦必死となっているのは事実です。

しかし、選手の入れ替えの観点、つまり移籍市場にフォーカスすると、給与面で高額すぎたチームの柱、エースであったアレクシス・サンチェスをライバルクラブであるマンチェスター・ユナイテッドに引き渡したにも関わらず、メスト・エジルには高額な給与を与え、残留させた。これにより若くからチームに在籍し、引く手あまたである主力、ラムジーも高額給与を要求したことで来夏の移籍は確実とされています。

この苦しい中チームを支えた中心メンバーを給与面での不安から簡単にチームから去らせてしまう。しかもフリーで。。

そして変わる主力候補にかける資金も不足している。

まさに「悪循環」。

フロント陣にいったっても不穏な空気が…

これに関しては次回以降に触れていくことにします。

 

拙い文章でしたが最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

また次回以降も読んでいただけたら幸いです。

ではまた次回。。

 

ガナセナル